■「点検詐欺」は、「点検に来ました」と言って家に入り込み、不安をあおって不要な工事や契約をさせる手口で、「点検商法」「訪問販売による悪質リフォーム」とも呼ばれます。
よくある手口
- 「近所で工事をしていて、屋根瓦がずれているのが見えた」「無料で点検します」と突然訪問してくる
- 屋根や床下に上がり、「このままだと雨漏りする」「シロアリがいる」と言う。写真を見せても、他の家の写真だったり、業者自身が壊したものだったりすることがある
- その日のうちに契約を迫り、高額な工事費や、必要のない換気扇・浄水器・耐震補強などを売りつける
- 「火災保険で無料で直せる」と言って、保険申請の代行手数料や解約違約金を取る
- 自治体や水道局、消防署などを名乗る。ただし公的機関が、有料の工事や商品の契約を勧めに訪問することはありません
被害に遭わないために
- 突然来た業者には、その場で点検をさせず、契約もしない
- 「今日だけ」「今契約すれば安くなる」と言われても、即決しない
- 他の業者から相見積もりを取り、家族や信頼できる人に相談する
- 屋根などは、自分で写真を撮ってもらうのではなく、別の業者に確認してもらう
- 訪問者の社名・担当者名・連絡先を控え、名刺や身分証を確認する
契約してしまった場合
訪問販売には、契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフ(無条件解約)ができる制度があります。書面は、はがきなどで、配達記録の残る方法で送るのが確実です。期間を過ぎていても、不実の説明があった場合は取消しできることがあるので、あきらめずに相談してください。
相談先
- 消費者ホットライン: 188(最寄りの消費生活センターにつながります)
- 警察相談専用電話: #9110(詐欺の疑いや、居座られて怖い場合は110番)
特定の業者から連絡が来ている場合や、被害に遭ったかもしれない場合は、状況を教えていただければ、対応を一緒に整理します。また、高齢のご家族向けの注意喚起チラシ作成などもお手伝いできます。

